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1986年 9月 17日 その時 彼は何を想っていたのだろう・・・ ロックンロールドリーム? それとも 発酵し始めたマイブルースを たっぷりと時間をかけて熟成させるつもり だったのだろうか? いずれにしても 当時の彼は相当危なっかしい男であったに違いない 下界からはみ出していたのだ 彼はまるで蜘蛛のように 曙町のとある2階に糸を張り ロッキン ザ ブルースを流しながら カウンターの中で 今まで会ったこともない仲間をじっと待っていた 来る日も来る日もひたすらに・・・ 彼は信じていたはずだ ロッキン ザ ブルースに犯されて 得体の知れない この世からはみ出され あるいは 自ら飛び出してしまったヤカラがいることを いつしか彼の思惑通りとなり 何人もが糸に引っ掛かってきたのだ そして今彼は言う 「キープしていくことが大切なんだ」と・・・ 彼は間違っていなかった 2006年 9月 17日 UP'n DOWN は唐突に20年目に突入した 裏口のメインオフェンダー |
2006 3.22 私にとって46回目、生でのジャンピングジャックフラッシュ 1981年のメモリアルコロシアムで初めて耳にしたその時に この先、生でこの曲を聞けるのは あと一回か二回ぐらいだと思っていた気がする 遠い昔の記憶だけどね そして51回目の生のKEITH、 そのカッティングと顔の皴は益々深く堀り込まれ、 まだまだ見足りない私はただただ叫ぶだけ・・・ 幼い子供や赤ちゃんがただただ泣きじゃくるように・・・ さすがに年を重ね、古いナンバーは懐かしみ、 そして楽しんで演奏している奴ら 私も運よく同じだけ年を重ねてこれたが、 それだけが奴らについて行くために、 唯一私にできたことだったのかもしれない ロックンロールの神様に感謝しつつ これからも奴らと同じ年を重ねていきたいと そう切に願っている 裏口のメインオフェンダー |
ついに手にしたぜ ビーコンシアターのチケット もちろん今年の九月にやるストーンズのチケットだ え? まだチケットも発売されてないのに?? なんていう奴ら, 甘いぜ!!!!! 彼らのライブチケットなんて 発売前からいい席の7割がたはもう奴らの手の中さ・・・ 私は運よく前いた会社の部長のコネで あるレコード会社にコンタクトをとり 奇跡的に確約をとってしまった! 信じられなくても当たり前さ。 でも詳しい経緯は言えないんだ・・・ とにかく私は今年の秋にニューヨークへ飛び立つのだ メインオフェンダーツアー以来のビーコンへ! ガチャ! 冷たい液体が私の腕にまとわりついた どうやらジャックソーダのグラスを倒したようだ 目を開けて時計を見ると午前二時をまわっていた 明日 いや今日だ 五時に起きて仕事に行かなければ・・・ ヒデさんにうつろな視線で挨拶をおくりダイヤの扉の外へ出た 夜風にあたり目が覚めたその時 ピューと背中から何かが飛び出したのを感じた まっとうな人生を歩もうとしているもう一人の私が飛び出したのだ 「また病気がでちまったらしいな」 そう言い、さらに奴はこう言い放った 「もうお前とはやっていけねえな・・・」 裏口のメインオフェンダー |
石畳とアコーディオンの音 ゆったり流れるマドリッドの昼下がり 熱い日差しと鐘の音 歴史が語りかけるモンジュイックの丘 ランブランスから飛び交う笑い声とグラスの音 小さなケータイからベル 街は時を止めたまま ゆきかう異国人に削られてゆく フルーツのにおい。カタルーニャの夕暮れ… 気取った空気 かわいた雨 色のない空 エスニックカルチャー ジャパニィーズカルチャー キラビアかなイマの、ロンドンナイト アルエ |
今から10年ちょっと前、 アタシは竹下通りの洋服屋でバイトをしていた ある夏の午後、店先を歩く親子に目が止まった、、、 お母さんはジィーンズのロングスカートにウエスタンブーツ 2.3歳の男の子は、小さなウエスタンブーツを履いて 親子揃ってカラフルな絞りのクマのTシャッツを着ていた。。。 オシャレな親子だなぁっと思って見ていたら 一緒に働いていた男の人が出てきて 「あぁ、チチィーズの親子だよ」と教えてくれた。 CHI-CHI'Sは、竹下通りの真ん中あたりにある 皮物の服やヒッピーアイテムを アメリカから自分達で仕入れているお店だった。。。 今はスヌーピータウンになってしまったが その当時原宿駅を降りると、その場所にテント村とゆう ロックなアイテム等を売る露店村があった 働いている人も、かなりキテル人が多かった。 (アタシが10代だったから そういう風に見えたのかもしれない、、、) さだかではないけど CHI-CHI'Sもテント村からでてきた店だと聞いていた お店に行ってみると、あのクマのTシャッツが売っていた クマの上には”GRATFUL DEAD” と書かれていた。。。 又ある日、近くで働いている友達が一枚のCDを持って 「これ、凄くイイヨ」って貸しに店に顔だした 「あっ!」 それはあのクマのTシャツに書いてあった ”GRATFUL DEAD” だった その日から店では ヘビーローテーションになったのは言うまでもない・・・ それから何年かして デッドベアーもキティやスヌーピーと同じ様に 街でよく見かける時期があった UP'nでもおなじみの、J のつくバンドの当時のベースマンは デッドを愛していたので、曲を知らず「デッドベアー&デッドドクロ」を ファッションで着る若者に腹を立てていたが(元気かしら 笑・・・) アタシも最初は曲より先にだった。。。 今年はファションブランドとベロのコラボが出回っているせいか 街でベロをよくみかける・・・ はたして、ベロT着ている若者は ”ROLLING STONES”を知っているのだろうか・・・<?> アルエ |
いい奴が先に逝く くそったれ… もう会えたかい? そんなに簡単に会えるもんなのかい? 我々は、ただ酒をかっくらって想像する くそったれ… 世界一温もりあるタイコをありがとう くそったれ… 君に貰ったお香は遠い昔に天に昇った くそったれ… 君ならジミヘンとセッションできるかもね よくUP'Nに出ていた君は、我々に幸せを届けてくれた… 謹んで、合掌 裏口のメインオフェンダー |
17 年勤めて もらった退職金 200万 たったニケ月でなくなってしまった もちろん ケイバでやられたのだ 20 年ケイバをやり続けてまだ懲りない きっと周りの奴らは オイラをどうしょうもない奴と思っているのだろう でも・・・・ あいつは 50 年以上 懲りずにロックンロールをやり続けている 懲りない男の代名詞 我々 懲りない男たちのヒーローさ ロックンロールの神様とかいわれているけどね 不滅のスリーコード うれしくなるぜ どうせまた スケベなことでも考えてんだろう? ようこそ! チャックベリー 裏口のメインオフェンダー |
狭くて急な階段を上ってドアを開ける。 懐かしい笑顔が迎えてくれる。固い握手を交わす。 カウンターに腰を下ろして。久し振りです。 大阪以来ですね。ヨーロッパはどうするの? ジャックを飲みながら、ストーンズを聴きながら。 心が身体が馴染んでいく。この店の空気が好きなんだよな。 ドアが開いて今夜の主役が現れる。 やぁ、遠路はるばる。それはお互い様。凄く楽しみにしてるから。 良いなぁ、開演前の独特な匂いが漂い始めたよ。もうすぐだね。 なんだよ、今来たの。遅いよぉ。 ヨーロッパ行かないの?もう破産してるって。 始まったらさぁ、行きたくなるぜぇ。絶対に我慢できないって。 馴染の顔が集まって。アルコールと煙草の匂いが充満して。 心地良い会話のざわめきが店内を満たして。 さぁ、今夜のライブの始まりだ。 狭い店内をギターの音が切り裂いていく。 そのシャープなカッティングが心地良い。 タイトなリズム隊が身体を浮き立たせる。 バンドの、皆の気持ちが一つに盛上がっていく。 この感じ、このご機嫌な感じを待っていたんだ。 そりゃ、ジャックのロックもいつもより美味しいよな。 お疲れさまぁ、良かったよぉ。 また観に来るから。ご機嫌なロックを聴かせてよ。 あぁ、楽しかったなぁ。えっ、何?アムスに行くの。 そうかぁ。うん、グラスゴーも良いかもね。 だからさぁ、行こうよ。電話止められたくらいたいした事無いって。 尽きることの無い会話。 ご機嫌なロックと美味しいお酒と。いかした連中が集まるお店。 クールなマスターと美しい奥様が迎えてくれるお店。 「 UP'n DOWN 」、横浜に行ったなら一度は訪ねてほしい。 きっとご機嫌な夜になると思うから。 Funky PANDA |
Round 45 裏口のメインオフェンダー |
待ちに待ったこの日がやってきた いろんなところから仲間が集まり STONESのパワーはムーブするたびに これだけはホントの真実なんだよ H I D E |
ネオンがギラギラしている タイムズスクエアは眠らない街そのもの まるで映画の世界にいるようだ しかし通りを離れて いけばいくほど 暗くなりヒトが少ない 前から野郎があやしく近づいてくる オレでもちょっときんちょうするぜ!! 一夜明ければ別世界の観光都市 どこに行こうが気分しだい これが N.Y か 激動の中心にオレはいる コンクリートジャングルをただひたすら歩き続け 疲れ果てたら地下鉄に飛び乗るだけさ 最後は夜中のデリで命の水とビールを買って THE END ニュージャージーで見たジョニーウィンターは 信じられないくらい変わっていたよ 彼は眼が見えず杖をつきながら・・ 階段も一人であがれなかった 得意のシャッフルビートもちょっとモタり気味 オレは感じた これが最初で最後のジョニーかもしれない とたんに涙が出ちまった He is my hero 死ぬまで Rockin the Blues してくれ ジョニー・・ H I D E |
長いようで 短かかった 近いようで 遠かった 暗いトンネルもあったが 今はうまく抜け出した 見えないようで 少しづつ見えてきた そして 15年目の夏がやってきたのさ ひとりで始めたが 今は仲間がたくさんいる オイラのダチを紹介するぜ 「夢二」 「BLACK BIRD」 「STRAY SHEEP」 「TSUJI from THE VODKA」 「DJ HORINO」 「SOUL SUVIVOR」 「THE WOOD from 長野」 「JACK THE RIPPERS」 「内村 世志木 & 後藤 和幸」 今回は演奏しないけど いつも UP'n でライヴをやってくれる仲間たち それにオイラの良き飲み友達 みんな本当にありがとう そして最後にこの15周年記念をいろいろ手伝ってくれた UP'n Friends 心から感謝します ☆★ Let's keep a rolling at UP'n DOWN ★☆ H I D E |
(祝UP'n15周年 架空ヒデさんインタビュ−) それは・・・・・ほんの思いつきだったんだ 先のことなど別に考えてなかった ただの老いぼれにはなりたくなかったんだ オイラのできそうなことを トライしてみたのさ おかしなもんでよ 似たものどうしが どこからともなく湧いてきてさ 知らず知らずのうちに盛り上ってた・・・・ 途中で消えてった奴も一杯いたさ 途中から来た奴も数え切れない 背中にブル−ス担いでさ 階段を上ってくるんだよね 本当に重そうなブル−スを担いでさ スト−ンズのレコ−ドなんて 聞きすぎでレコ−ドが磨り減っちゃてね 何度も買い換えたもんさ 誰もいない時に聞く “ステッキ−フィンガ−ズ”と お客さんで満員状態の時に聞く “ステ−ッキ−フィンガ−ズ”とでは 印象が全然違うんだ わかるかい? 15年もやってれば色々あるもんだぜ 15年もやっていれば・・・・・・いい感じさ オイラのできそうなこと それは・・・・・ ダイヤの扉を開ければ そこは ロッキンザブル−スって感じかな・・・・・ 《2002年5月吉日 UP'N DOWNにて》 裏口のメインオフェンダ− |
彼は牛丼が安くなって喜んでいた 裏口のメインオフェンダ− |
A:凄いスピ−ドで科学が進歩したよね ちびりちびりやりながら、 ヒデさん こんな話を風の便りで聞いたんだけどさ 裏口のメインオフェンダ− |
夕立ちでぬれた髪のままゴロンと畳みにころがる 夏は水のにおいがいい 父は夏には必ず玄関に打ち水をしてた ほろ苦い水のにおい wrote A |
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UP'n DOWNが初めてステージを作った時のことを、 初期のUP'nはステージはなく、今のカウンターが その時のオレの相棒は「アップンのドアマン」こと オレは愛車とひきかえにUP'nのステージを |
カウンターの左端に座ってダイヤの窓に目をやる。 創業以来、変わってないのはこのドアと 最近は見かけなくなったけど、初めてのお客さんが、 ダイヤの向こう側を夢見てかどうか知らないけど、 「それが知りたいなら、それが知りたいなら、 話が少しそれちゃったけど、 |
俺の記憶によると、おっとその前に、 UP'Nの常連さんたちも連日連夜、入れ替わり立ち代わり でもよくここまでSTONES馬鹿が集まったもんだよ。 こいつらがどのぐらい馬鹿かっていうと、KEITHそっくりの 今度UP'Nの店内で、ドクロを数えてみなって。 |
ある日の夜中にひとりで来た男が、カウンター越しに 周りの人間も、そのヒトをうまくまたぎながら出入りしたり、 たまたまその夜はエジンバラ出身の友が来ていたので、 なるほどね! どこの BAR も同じようなものなんだな!! |
UP'n のカウンターは全部木で作ってあって、真直ぐに長いんだよ。 モチロン一番よく寝ているのは、このオレなんだけど… というわけで…夜も遅くなってくると長いカウンターの そしてカウンターにはたくさんのブルースがしみこんでいくのさ、 |
UP'n DOWNには、STONESのロニーが描いたキースの絵が飾ってあるんだぜ。 ある夜、彼は吸い込まれるように店に入ってきた。 うけたオーダーは、ウィスキーの水割りと、アタリメだった。 「どうしてココに来たの?」なんて変な質問をしたんだけど、彼が答えるには、 『この近くのBARでひとり飲んでいたら、となりの客たちが という話しだった。なかなかヤルな〜! その後、彼はこの絵を持ってやってきた。 といって置いていったんだ。ここ数年会ってないけど元気かな? |
“ヒデさんってやっぱり暴れん坊だったんでしょ?” それにしてもここの店内はえらく細長い。 うなぎの寝床とはこの事を言うのか。しかし、ここは京都ではない、横浜だ。 “もし家にいるのがつまらなくて外へ出たい時、どこも思い浮かばないなら、 ヒデさんの伝言を書き留めたところで今回はここまで。 |
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